顧問契約
数字を経営の改善に活用するための支援を行います。会計データにはお客様の業績が反映されています。その会計データを活用することで、お客様が経営改善につながる意思決定を行うための支援をします。
プロセスは以下の通りです。
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1.会計ソフトの設定を経営の把握に役立つようにカスタマイズします。
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2.会計データをお客様と一緒に紐解いていき、業績を我々と一緒に振り返ります。
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3.その過程で経営上の問題点や改善点に気付くきっかけとなる数字が浮かび上がってきます。
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4.その数字が計上された原因を検討し特定します。
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5.その原因を解決する手段を検討し、経営の改善へとつながる意思決定に活用していただきます。
例えば飲食業のケースですと、ドリンクと食材を分けて集計するように会計ソフトを設定します。仮に食材の原価率に異常な数字が計上されたとします。原因を確認したところ無計画な食材の発注が原因による廃棄ロスであることが判明したとします。そのような場合は、発注の仕組みを改善していただき、原価率が改善します。このような形で課題が少しずつ解決していきます。
予算を組むことで事前に決算の数字と資金繰り、税額が把握できるので、安心して経営に集中することができます。
プロセスは以下の通りです。
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1.目標とする売上、客単価、客数、原価率、固定費、借入金の返済を一緒に考えていきます。
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2.出来上がった予算について、必要な利益と資金が確保できているか、計画に無理がないか、などの観点からお客様にアドバイスを差し上げます。
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3.出来上がった予算に対して毎月の実績値を上書きしていくことで決算予測の精度が高まっていきます。
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4.経営環境の変化に合わせて必要に応じて予算の修正を行います。
漠然と描いていた事業の方向性が明確になり、目指すべき方向について迷うことなく事業に集中することができるようになります。
毎月の業績をいち早く把握することは、迅速な経営判断を行うめには必要不可欠です。なぜならば、経営判断を行う際は、数字への影響を考慮するためです。翌月の10日までに業績を把握する体制作りを支援します。
プロセスは以下の通りです。
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1.会計資料の収集方法と会計帳簿の作成方法について、ヒアリングを実施します。
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2.ヒアリングした結果を基に、会計資料の収集方法、会計帳簿の作成方法について、改善案をご提案します。
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3.改善案をお客様に実践していただき、機能した部分は継続し、機能しなかった部分については分析、改善を重ねます。
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4.上記3を繰り返すことにより翌月10日までに業績を把握する体制を構築します。
月次の数字が遅れてしまう原因は、会計資料の収集と会計帳簿の作成が迅速に行われないことです。よって、この2つについて改善を重ねることで、迅速に業績を把握する体制を構築することができます。
法律の許容する範囲で節税対策を実施することで合法的に納税額を抑えます。税法は非常に複雑です。しかし、税法を上手に活用し節税をすることができます。
プロセスは以下の通りです。
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1.納税予測を計算します。
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2.節税対策の選択肢をご提案します。ほんの一例を挙げると、税額控除、特別償却、未払金や未払費用計上、除却、社宅、年払い、販売促進費、役員賞与、分社化、などです。
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3.お客様とお打合せをしながら、実施する節税対策を決定します。
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4.確実な節税対策の実行を支援します。
会計ルールの許容する範囲で金融機関などに提出する決算書の作成方針について支援します。会計には複数のルールが存在し、どのルールを適用するかで決算書の数字が変わります。
プロセスは以下の通りです。
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1.決算予測を計算します。
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2.決算対策の選択肢をご提案します。ほんの一例を挙げると、少額資産を費用処理ではなく資産計上、倒産防止共済解約、含み益のある資産を売却し純資産を厚くする、などです。
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3.お客様とお打合せをしながら、実施する決算対策を決定します。
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4.確実な決算対策の実行を支援します。