当サイトのブログでは「自社株」という検索ワードが多く、自社株の取扱について悩まれている方が多いように感じております。そこで、今回は自社株(ここでは非上場のオーナー企業の株式とします)の評価額を下げるにはどうしたら良いか、という点について記載していきたいと思います。
税法上、自社株には3種類の評価額が存在します。
- 配当を計算根拠にしたもの
- 類似する業種の株価を参考にしたもの
- 純資産を計算根拠にしたもの
の3点です。これらを組み合わせて、自社株の相続税評価額が計算されるのです。
そして①、②、③の中で、最も評価額が低いのが、実は①の評価額です。
ケースとしてはあまり多いとは言えませんが、①の評価額が適用できる場合は配当の金額をコントロールして大幅に自社株の評価額を下げることができます。
なお、実行に当たっては多くの注意点がありますので、その際にはお気軽にご相談いただけると幸いです。
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